2007年01月17日

【Thema1.16】手のひらサイズで一考

小学生のときの作文って、どうしてみんな400字詰の原稿用紙を使うのでしょうか。
升目が多すぎて、子どもじゃなくとも、机に広げただけでなえてしまいます。

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〈お持ち帰り〉200字詰の原稿用紙。
わざわざ静岡の街中まで出向いても欲しい一品。文字数が少ないから、とりあえず原稿用紙に向かってみようという意欲が湧いてきます。また、帳面状に綴じてあって、たとえ気持ちが乗らなくても落書き帖として使えるのが、この原稿用紙のいいところ。
手のひら七面鳥は、ポスタルコ(POSTALCO)デザイナーのマイク・エーブルソンさんに教わったアメリカの子どもたちのお絵描き。手によってみんな表情が変るのが面白いんです。原稿用紙にポンと手を置いてみたら、手のひらがピッタリおさまったので、久しぶりに描いてみました。これまさに手のひらサイズの原稿用紙?



手のひらサイズとは、
ちょうど手のひらにおさまるサイズを言うのでしょうか?
それなら、手のひらがすっぽりおさまるサイズのことは?
お気に入りの200字詰の原稿用紙に、
“手のひら七面鳥”の落書きをしながら、
ふと、そんなことを考えました。

それがあることで、くつろいだ気分になれるもの。
それなしでは、なんとはなしに空虚になるもの。

Posted by 『sizo:ka』編集室 at 11:18│Comments(5)
この記事へのコメント
手のひら七面鳥、じっと見ると自分の手が何かに
侵食されていくような、不思議な気分になりますね。

ポスタルコの名前がでてくるなんて、ちょっとうれしい。
東京八重洲にあるショップもくつろいだ雰囲気でした
Posted by unno at 2007年01月17日 11:55
おお、ポスタルコをご存知でしたか。って、自分で情報を投げておいて、その言いぐさはないですよね。30そこそこの若者ですが、”決してデザインのためのデザイン”でないマイクさんの物づくりの世界観には、感心させられっぱなしです。
Posted by at 2007年01月17日 13:14
4号、拝見いたしました!!
とってもよかったです。
何と言っても、知っている人が登場しているところが、うれしかったです。
写真もきれいだし、文章もとてもいい感じでした。

昨日今日と、青春18切符を使って、八王子に住む姉の所に遊び行ってきました。
「sizo:ka」1~4号をお土産に。
「いいわね~。」と興味深げにめくっておりました。
この「sizo:ka」たち、姉が読み終わったら、階下の友人宅にもらわれていくそうな。
実はそこのお宅のお嬢さんが結婚されて、6月から県下の磐田市にすむそうな。
そこで静岡の予習ができるという訳です。
すかざず「気に入ったら、定期購読してくださいね~。」とコマーシャル!!
静岡と「sizo-ka」、どちらもよろしく!って感じですね。
Posted by ぱらぽん at 2007年01月20日 22:11
岡部に住んでいます。原稿用紙では私的には手のひらサイズではないけと忘れられない思い出があります。・・高校生の時のバイトでアナログの印刷屋さんで文字拾いの仕事をしたこと・・・ポイントごとに大きさの違う文字を拾ったりして・・原稿用紙サイズの枠に埋めていきます。できあがるとはじめて印刷。当時の町の印刷屋さんはそんな風にしてちらしや会報誌を作っていました。私には拾う行為そのものの体験が新鮮でした。そしてバイトが終わる時・・・私のロゴいりの原稿用紙を印刷屋のご主人がプレゼントしてくれたのです。・・・ずーっとその原稿用紙は私の宝物でした。こうしたアナログの印刷屋もパソコンのこの時代では生き延びるのは・・・時代の流れで大切に思うものが消えていきますが・・・本間さんの力で暖かな光をあててと祈る私がいます。
Posted by アトリエ和 at 2007年01月21日 09:01
ぱらぽんさん、アトリエ和さん、メールありがとうございます。4号、喜んで頂けて嬉しく思います。ちなみに4号のp12-13に出てくる少年の作文の原稿用紙も同じものです。この原稿用紙がなければ、このようなレイアウトができませんでした。つくづく大好きな原稿用紙です。
Posted by at 2007年01月22日 17:28
 
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