2007年04月09日

【Thema4.9】真鍋澄夫さんのこと

荒野を想起させるモノが好きです。

例えば、ときどき無性に真似したくなる
ジャニス・ジョップリンの魂の歌声には、
乾いた赤土の荒野を、
また、ときどき無性に陶酔したくなる、
ウーゴ・ディアス(ハモニカ奏者)の魂の息使いには、
ステップ(気候)の栗色の荒野を想起します。

二人に共通しているのは、
大地に爪をたてて、湧き水を飲むような
圧倒的なパワーと人間臭さ。

そしてそれは、エッセイスト・真鍋澄夫の魅力であり、
彼から想起するのは、北海道の荒野の開拓民の姿です。


<お持ち帰り>荒野の酔夢紀行
真鍋澄夫さんは、雑誌sizo:kaにエッセイを連載していただいている磐田市(旧豊岡村)に住んでいるエッセイストです。創刊前、それまでお目にかかったことのない彼のことが気になって調べたことがありました。わかったのは、北海道出身で、自分のことを黒ひげと名乗るウンチク親父で、無類の酒好きで、見た目は”イカリヤさん”ということ。そしてネット上の彼のブログ。ただそれだけの情報なのに、なぜか僕はすっかり愉快な気持ちになって、何としてもこの人にエッセイをお願いしたい。この人のエッセイはsizo:kaにもマッチすると確信めいたものを感じたのです。創刊号発売後、酔夢の友である「富士山」のウイスキーボトルを持った彼にはじめてお目にかかったときに想起したのは、北海道の荒野の開拓民の姿。そして改めて、「この人にエッセイをお願いして本当によかったな」と思ったものでした。


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荒野といって思い出すのが、9年前の一人旅。オーストラリア大陸のど真ん中で車が壊れて動かなくなって、炎天下の中、一日中ヒッチハイクをしていたことがあったっけ。一番近い町まで数百キロ。今考えればゾッとする出来事なのに、あのときは不思議と恐さも無くて、むしろ荒野の真ん中でワクワクしていた。当時15万ほどで買った20年前のマツダの黄色いポンコツ車も、壊れてなお愛しかった。


*誤解の無いように一言
確かに酒好きではありますが、年がら年中「富士山」を抱えている人ではありませんのであしからず

Posted by 『sizo:ka』編集室 at 02:50│Comments(6)
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この記事へのコメント
こちらにお持ち帰りがあるってことは、
いろいろと(?)、ひと段落つかれたってことでしょうか?

お疲れさまでした。

真鍋さんのエッセイも、他の記事も楽しみな、
「sizo:ka」5号です。
Posted by ぱらぽん at 2007年04月09日 20:45
〈ロンサム・カウボーイ〉の世界を地でいっていたわけですね。それにクルマが黄色いマツダってのも、イイ感じ!! 5号楽しみです
Posted by unno at 2007年04月12日 13:38
ぱらぽんさん、unnoさん、コメントありがとうございます。考えてみれば、黄色い日本車ってタクシーを抜かせば日本ではめったに見ないですよね。5号4月20日発売。みなさんどうぞよろしく
Posted by honma at 2007年04月13日 16:52
黄色い日本車!
その昔、主人が乗っていたのが、黄色い、サニーカリフォルニア(日産)でした。
honmaさんのマツダを、もう少し長くしたような車でした。
懐かしいなあ。

5号、もうすぐですね。
どきどきです!!
Posted by ぱらぽん at 2007年04月14日 00:18
初カキコです♪ いつもはたから見ているだけの、いくじなしの私。
そんな私に書く勇気を与えてくれたのが、真鍋さんの笑顔でした !!
いいなぁ~"長さん"   わたし、かくれファンになります。
Posted by きゃらめる姫 at 2007年04月18日 21:05
ぱらぽんさん、きゃらめる姫さん、コメントありがとうございます。きゃらめる姫さん、ファンになってくれてありがとうございます。真鍋さんもさぞ喜ぶと思います
Posted by honma at 2007年04月22日 10:26
 
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【Thema4.9】真鍋澄夫さんのこと
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